瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)
久しぶりの鎌倉、何十年ぶりだろうか。
今更紹介するのも無用の有名観光地だが、歩いた記録だ。
北鎌倉の駅で躓いた。前の人に続いて出たらなんと臨時改札口。地図ではそのまま右に行けば円覚寺だが、仕切りがあって行かれない。そのため駅をほぼ一周してしまった。
いよいよ円覚寺、臨済宗円覚寺派総本山。そうは言っても臨済宗の特徴などは一切知らない。
鉄道が境内を横切る。ここまで来てようやく思い出す。
入り口から総門へ
山門(三門とも)
この山門が一番知られているか。
仏殿
中心の建物である。関東大震災で倒壊し、昭和39年(1964)に再建された。
仏殿に入る。まずは敬意を表して合掌する。
天井には見事な龍の絵がある。
仏殿で金澤翔子さんの書に出会う。若い女性ながら豪快な字を書く。一度お会いしたことがある。藤沢秀行先生の書展を見に行ったとき、別室で個展を開いていたのだ。
境内では、柏槇(ビャクシン)の巨木が多い。仏殿の前にも並んであった。おそらく開山時に植えられたもの。
この階段を上ると方丈。門は唐門(からもん)。
唐門の門扉
方丈前の柏槇(ビャクシン)。
方丈に入る。本来住職の住まいだが、多目的に使われている。
方丈庭園の一部。
方丈の外に出て、脇を通り上に行く。方丈庭園を脇から。右が方丈で、そちらから見るように設計されているはず。
妙香池(みょうこうち)
2000年に、江戸時代初期の形に復元した。放生池(ほうじょうち)である。
わたしは放生池を見る度に、そのために生き物を捕まえるのは目的に反するのではないかと愚考してしまう。
リスを見つけた。台湾リスかもしれない。
最後に高みにある鐘堂に登る。洪鐘といい国宝である。
隣の弁天堂の脇で抹茶を頂く。
古い道、この左に新しい道がある。
塔頭は十九ある。さすが大寺院。原則的に非公開である。
今回は一眼レフカメラを持たずに行った。写真は全てiPadのカメラである。