柴又帝釈天の後方、江戸川の近くに、旧山本邸がある。
大正末期に、故山本栄之助氏の住居として建てられた。増改築している。
葛飾区が昭和63年に買い取り、平成3年4月から一般公開された。
和洋折衷の建築というが、基本的には和風である。現在は葛飾区の登録有形文化財に指定されている。
案内図 山本邸サイト
参考図
入口であるが、本来は裏口である。案内図では右下。
左が茶室、右が本邸
ここを通って右に行けば旧玄関から長屋門に至る。案内図の長屋門は位置が違うので注意。
わたしは先に本邸を見学した。見学順とは逆になるが長屋門から紹介。
長屋門、ここが正門であった。入ると正面が玄関である。
旧玄関。閉まっているが、なかには人力車が置いてある。
旧玄関に向かって左側は日本庭園である。この門は日本庭園の門。
鳳凰の間(応接室)の外側にはこの庭が広がる。
邸内に入る。
玄関の間。閉じられている旧玄関から入ると、正面にこの花菖蒲の絵が目に入ることになる。
鳳凰の間。山本亭唯一の洋間であり、応接室である。
ここが玄関前の日本庭園の入り口。
以下、左から順にみていく。
受付の隣の部屋、四方を廊下に囲まれている。
この日は琴の演奏があった。抹茶をいただきながら聞くことができた。いろいろと催し物が計画されている。
なお、茶室は借りることかできる。
エアコンは夜のみだったけれど今年は適度に付けながらの生活を強いられて
たくせんさんは大丈夫ですか?熱中症も他人ごとではない感じですよ。
カメラ部品会社の創設者なんですね。
山本邸、ご立派ですねぇ。
洋室もコジンマリと可愛く、こんな応接間に通されたら落ち着きますね♪
寅さん記念館も隣接されて充実した時間を過ごせそうだわ。
琴の演奏もさぞかし素敵だったでしょうね(^^)/
実は熱中症は他人事ではなく、五月の連休に、軽い熱中症になりました。
他のこともあり、お医者さんからは、少しづつ充分に水分を摂るようにと、注意されています。
そんなことがあって、今年の武侠旅行は不参加です。嵩山少林寺に行くはずでした。
故山本栄之助氏は、知らない人です。どんなカメラ部品を作っていたのでしょう。こういう先駆者がいたので、戦後にカメラメーカーの爆発的発展があったのでしょうね。
この庭園は、部屋に座っていて、抹茶をいただきながら、見渡すことができます。
ゆっくりできました。琴の音を聞きながら。