東院庭園から北へ歩くと遺構展示館がある。
サムネイル
推定宮内省
こうして建物の跡に、柱の位置を示す刈り込んだ樹が植えられている。
復元された推定宮内省の門。
中の建物は壁は一部分しかない。雨風には困っただろう。
大極殿さえ前方は壁がない。
遺構展示館内には、こうして当時の基壇を見せている。
三重になった柱の跡まで判る展示もある。
館内での写真はないが、禁止ではなかったらしい。結構見所がある。
最後になったが、平城京跡は世界文化遺産に登録されている。
決め手となったのは大量の木簡である。書かれた文字は当時の様子を表している。
ここらは田圃であったことから判るように低湿地である。湿地に埋まった木簡は腐らず千年前の姿を保つ。
保管するにも水の中であり、空気にさらすとすぐに朽ちてしまう。
平城京跡資料館で、その様子がよく判るように展示されている。
このあと北上し、歌姫まで行った。