2019年07月06日

奈良8 元興寺とその周辺

元興寺とその周辺

 奈良の古地図を見ると、4大寺が目に入る。
 東大寺・西大寺・興福寺・元興寺(がんごうじ)などである。
 元興寺は今は大きくはない。
試しにグーグル地図で、元興寺と元興寺町を検索してみるとよい。百メートルも離れていてびっくりする。元興寺町は元興寺の南大門のあったあたり。
 元興寺の旧域は南北に約五百メートル・東西に約二百五十メートルあったという。

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 東門、重文である。もと東大寺にあった門を、1411年に極楽坊の正門として移築した。
 1977年、名も元興寺極楽坊から元興寺に改めた。最近のことである。
 元の元興寺は飛鳥寺を移築した。その一部が残って極楽坊となった。元の元興寺とは異なる寺といえるだろう。そして名を復元した。

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 極楽坊、国宝である。本堂として使われているが、僧坊を改造した建物。

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 法輪館、仏像などの収蔵室である。二階からとなりの建物へ行くと、灯籠の絵の展示場がある。多くの著名人の名が見られる。

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 極楽坊を横から

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 右 極楽坊。左 禅室。
 禅室は極楽坊の後ろに続く。注目すべきはこの屋根瓦である。日本の瓦ではもっとも古いといわれている。
 禅室は戸で塞がれていた。

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 浮図田
 境内に積み上げられていた石を、1988年(昭和63)、現在の形に並べなおした。

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 ここを歩くと身が引き締まる想いがする。

 続いて、寺の周辺を歩く。
 緩い坂道が多く、道も狭い。もと元興寺の境内や周辺で、元興寺の建物の形に添って道ができて、複雑な形をしている。古い街でもある。以下説明はなし。

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 駅近くの商店街に戻ってきた。

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 商店街にサテライト放送局がある。
 今の道の混み具合を放送していた。
posted by たくせん(謫仙) at 08:27| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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