草加は宿場町だが、大川図書(おおかわずしょ)なる人物が、宿場町を開き、この東福寺も創建した。1606年というから、江戸幕府ができてまもなくである。
この写真は6月14日、ようやく写真を整理して、紹介することになった。
山門
門脇の石灯籠はかなり大きい。
本堂
1993年(平成5)には大規模な改修が行われた。
鐘楼 文久二年七月再造立(1862)
三鈷の松 鐘楼の脇の松はなんと3葉の松。名は高野山で有名であるが、こんな近くにもあったとは。
そういえばこの寺は真言宗。
五葉松は知っているが、3葉の松というのは初めて見た。
本堂の前、ここが墓ではない。墓地に大川図書の墓があるという案内である。
サムネイル
本堂内外陣の欄間の彫刻の説明。中は見なかった。
外の彫刻も優れている。
草加八景という案内もある。
東福寺本堂内外陣境彫刻欄間(市指定有形文化財)
東福寺鐘楼(市指定有形文化財)
東福寺山門(市指定有形文化財)
草加不動堂、「松寿山不動院東福寺」という名からすれば、こちらが寺の中心かな。
手前の低い植え込みは、ハマナスだった。
関東でハマナスを見たのは初めて。八戸や函館で見たことを思い出す。
果実は食用になる。どんな味だろう。
白い花もある。
参道を日光街道に向かって歩くと途中に紫陽花が咲いていた。
スマホでマクロ写真は難しい。
日光街道から振り返る。こちらが表参道である。