2022年08月06日

松本1 碁会

 今年の5月に小林千寿六段主催の囲碁合宿で松本に行った。その後ひとりで松本市内を歩いた。
 有名観光地なのでいまさらだが、いくつか紹介する。
 まずは、松本美術館だ。
 後でホテルの人から、「開いていたンですか」とびっくりされた。つい先日まで、コロナウイルスの影響で、休館だったそうだ。
 この美術館はなんと言っても草間彌生だ。

IMG_4147.JPG

IMG_4148.JPG

IMG_4149.JPG

IMG_4150.JPG

 本来、草間彌生の常設展があるらしいが、このときは、正倉院展でお休み。
 正倉院御物は、もちろん複製だが、かなり精巧で見て良かった。
 その後に駅前に集合した。アンティ・トルマネン初段夫妻も山形から駆けつけてくれた。ホテルのマイクロバスで会場つまりホテルに向かう。
 
IMG_4151.JPG
 ホテルから見た松本市。

IMG_4163.JPG
 ひときわ目立つのが常念岳。その右の常念乗越の常念小屋に泊まったことがあるが、いまは想い出。
 次の朝、朝食前に、近くの見はらし台まで登った。

IMG_4164.JPG
 その途中で見つけた藤によく似た花、蔓ではないので、藤ではなさそう。ニセアカシアと教えてもらった。
 多くの松が切り倒されて重ねられている。椎茸のホダ木には使えないし、山道の景観のためか。そう思っていたら、辺り一帯の松の木が松食い虫に荒らされていたのだった。

IMG_4168.JPG
 見晴台の景色。かなり広く見えた。

IMG_4170.JPG
 北アルプス。

 碁会2日目は、地元の囲碁会との合同碁会。会場に行くマイクロバスでなんと乗り物酔い。ウワー。もう写真を撮る余裕はない。

 両先生の指導碁は地元の方に譲り、わたしたちは対局に専念。わたしの二人目は中校生らしい女の子。なんと何にも話さない。終局寸前に相手が間違えて、大石が死んでしまった。それでも考えているので、「ここで終わりにしましょう」と声をかけた。少し感想も言ったが、それでも無言。
 昼休みになったので、小林先生のお嬢さんにそっと訊いた。
「あの子は話せないンですか」
「いえ、そんなことはない。普通に話してますよ。高齢の男の人相手なので遠慮したンじゃないかしら」
 午後、手空きのようなので声をかけた。
「もう一度、わたしと打ちませんか」
「イヤダッ」

 三日目は朝食の後解散。多くの人はゴルフに行き、わたしたち残り三人は皆に遅れて駅近くまで送ってもらう。
posted by たくせん(謫仙) at 15:03| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。