2007年09月11日

狐闇

   北森鴻  講談社  02.5 
 「狐罠」の続編である。
 旗師の陶子は見事な「三角縁神獣鏡」を手に入れる。それをめぐって意味の判らない争いになる。
 まず、はめられて、古物商(旗師)の免許を失う。
 幻の税所コレクションと、明治初期に発掘された「伝仁徳天皇陵(大仙陵)」と、西南戦争の謎。

 前作よりスケールが大きくミステリーの要素が強い。その分骨董品に対する蘊蓄は少なくなる。それは前作で堪能していただくとして、この本では明治初期における日本の文化行政のお粗末さを知る。プロの恐ろしさは相変わらず。
posted by たくせん(謫仙) at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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