2008年01月03日

謫仙楼対局 とどめを刺す

黒 謫仙 六目半コミだし
白 聖姑

go11-1.jpg
 この場面では黒は盤面で10目程度勝っていると判断していた。
 負けるときは何をやっても勝てない。見落としがあって負けるのは当然としても、取ったと思ったら、劫になる手があってコウダテは相手が多かったとか。シチョウで取ったら、シチョウアタリが大きくて損したとか。読み勝って大石のとどめを刺したと思ったら、代わりの外壁が厚くて大きいとか。
 先日は終局と思って駄目を詰めたら、アタリになって二十目を越える大石が死んでしまった。
 ある日のネット碁では、相手が駄目を詰めたので、終局サインを送ると、相手の手番になって、手があった。
 こうすれば相手は投了という場面が何回あっても、逆の方に石が行ってしまい、とどめを刺すのが先延ばしになって、結局逃げられてしまう。とどめを刺しても、安心して手がゆるんで足りなくなる。

 今回など負けパターンの典型であろう。
 白▲の手は勝負手というのも烏滸がましい、投げ場を求めたと言うべきか。さすがに手を抜くことはできなそうだが。

go11-2-2.jpg
 安心して打っていると、石が思いもよらぬ方へ行く。黒1などそっぽを向いている。劫になったが、何とか一眼にした。
 この場面で白はあと一眼は作りようがない。

go11-4.jpg
 白1のとき一目抜いてしまえば、オワではないか。それを黒2と引いてしまった。黒4になっては、大石を取っても一目を抜かれたのが大きくて、黒は足りないかも知れない。だが聖姑も確信は持てなかったらしく、劫にした。

go11-5.jpg

 結局黒は上辺を突き抜き、左上4目を取ったものの、白は大石が繋がり、黒は盤面でも勝てなくなってしまった。
 この折衝、こう打てば終わっていたというのが、五六回はあったなあ。それを全部逃した。この碁のあとは「またも負けたか八連敗」「死屍十六連敗」状態。
 聖姑はにんまりしてとどめを刺しに来た。
「不思議よねえ、どんなに負けていても平気で打ってると、謫仙さんは必ずかってに転んでくれるンだから」
 必ず、は余計だ!
posted by たくせん(謫仙) at 07:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 謫仙楼対局 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。

たくせんさんは多趣味でいらっしゃいますね、時間を弄ぶ事なんてないんだろうなぁ〜って、いつも拝見してます。

ネット碁も楽しめそうですね(^・^)
本年もどうぞ宜しくお願いします♪
Posted by 千春 at 2008年01月03日 18:26
おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
暇をもてあます事は今まではありませんでした。しかし、去年から少し事情が変わってきました。本を読んでいて飽きることがあるンですよ。今までなかったことなので心配しています(明るい悩み)。
ネット碁は対面して打つ碁とは少し様子が違いますね。
千寿さんは「この忙しい時代に対面して碁を打つのは大変な贅沢ではないか」と言っていました。
と、なるとわたし贅沢な生活をしている? (^。^))
Posted by 謫仙 at 2008年01月04日 07:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/76148821
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック