そこにE−420が登場した。
もともと、最後のマニュアル機といわれたオリンパスOM−2を愛用していた。買ってからもう30年以上たつ。
それから今のカメラLUMIX FZ10になった。当時としては12倍ズームが魅力であったが、時期が早すぎていろいろ欠点がある。シリーズの最新機では改良されているようだが、コンデジであるはずのFZ10なみの大きさで、値段もさほど変わらない一眼レフE−420が出ては、そちらに目が向く。
この機会に買い換えようと思ったのだ。わたしが求める機能は次のようなもの。
1 ズームが手で扱えること。
2 絞りとシャッタースピードが簡単に変えられること。
3 ズームは300ミリ程度まで。
4 ファインダーがきれいに見えること。フォーカスのためでもある。
FZ10では、旅行にはバッテリーの予備を持って行き、毎日二個のバッテリーに充電しなければならなかった。それでも一日の撮影数は百コマを越える程度、百三十コマまではいかない。ズームやピント合わせのために電力のほとんどを消耗していると思えた。手でズーミングすれば、予備のバッテリーは要らないのではないか。またFZ10は、ピント合わせはオートで行い、微調整を手で行うのだが、これがモザイク画面で判りにくい。
さて、E−420の試し撮りに出かけた。
びっくりしたのはAF(自動焦点)の威力。半押しすると、瞬時にぼんやりした像が鮮明になる。もはや微調整の必要はない。しかも早い。これは今では一般常識かも知れない。OM−2にはなかった機能だ。つまり始めて役に立つ自動焦点に出会ったのだ(言葉のアヤですよ。FZ10でも役に立ちました)。

谷空木

上の写真の一部拡大(原画)

山吹 周辺がきれいにぼけている
この二枚、オート撮影で一切いじっていない。帰ってから説明書をじっくり読んだ。
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買った店はヨドバシカメラだが、買うにあたりあちこちの値段を調べた。
激安店A・激安店Bとヨドバシでは四千円以上の差がある。これだけ差があれば激安店に行きたくなるが、実際に買うまではいろいろ調べた。店も見た。
AはどうもカメラはE−420しかおいていないらしい。そしていざ買う頃には品物がなくなっていた。こういう店は信用できない。この信用とは万一の保証である。
Bはいろいろなカメラを扱っているようだが、二年延長保証で四千円かかるという。あるネット注文者には新古品が届いたという話もある。何らかの事情で返品された物だ。
ヨドバシでは、一時的のようだが、ポイントが更に五パーセント付いていた。そしてその五パーセントで、四年の延長保証をするという。そこで直ちに決めた。結局激安店と変わらない値段で手に入れることができた。
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ダブルズームキット、ズームレンズが二本付いている。メモリー2Gに液晶保護膜をつけて85790円。
このレンズが魅力だ。今ではメタボなレンズが多いのに、じつに軽い。
首に掛けて歩いているとき、すぐには判らないにしても、一日たつと、七百グラムと一キログラムでは重さがまるで違ってくる。カメラの軽いのは、手ブレ防止機能が無いからでもある。E−510はE−410にブレ防止機能をつけたもの。それなりに重くなる。
付属のソフトがあるが、これはわたしにとって必要ない。アンインストールしてしまった。それが無くてもパソコンに簡単に移せる。パソコンにはフォットショップがあるので事後処理はそれでやるつもりだ。
あとは予備のバッテリーと予備のメモリーが必要かどうか。これが決まれば、初期出資は終わることになる。
いろいろな機能が付いているが、わたしには不要なものばかり。あれば便利だからいくつかの機能は使うだろうが、なくてもかまわない。実際は知らないところで使っているのだろうな。予定外の動きをされると困る。たとえば夕方、ビルが赤っぽくなってるのを普通の色に補正されては困る。
必要なのは、感度の変更・絞りと速さの決定・自動焦点を含めた焦点合わせ。これが自由にできればよい。
困るのは記号、たとえばFZ10で花のマークは花を撮るときというがどうしてか。どうやらマクロに近くなるようだが、それなら花に限らない。花もマクロとは限らない。人のマークは未だどうなっているのか判らない。FZ10はマニュアル機能も一応付いているが、実用的には使えない。
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候補はこのE−420・α200・kiss×2 の3品。
しかし、本命はE−420で後の二品はE−420がダメだった場合の控え。結局はすんなりE−420に決まった。
本体 380グラム
ズームレンズ 35ミリ版換算
28− 84ミリ F3.5−5.6 190グラム
80−300ミリ F4.0−5.6 220グラム
巷ではヘビーユーザーとでも称す人が、「写真はレンズで撮るもの、上質のレンズを使いなさい、キットレンズはおよしなさい」と言っている。
写真を見比べてみても、どちらのレンズで撮ったのか、わたしには区別できない程度の差なので、その意見は無視。
重要なのは、ある程度の能力と持ち歩ける軽さ。どんなに良いレンズでも持ち歩くのが苦痛になる重さでは意味がない。
新しいカメラというのは、わくわくしますね。
軽いですね。
昔、初めて使った一眼レフのミノルタSR7は標準F1.4を
つけて2キロありました。
確かに、安定度がありました。
でも、年をとる軽いカメラがいいですね。
私は今は18倍ズームのオリンパスSP-550UZを使っていますが、
現タイプのSP-570UZは80gアップ、2割重くなっています。
次のカメラを選ぶときは考えそうです。
今回手術をして、しばらくC-750 UZを使っていましたが、
SP-550UZより80g軽い305gで、使いやすかったですね。
スペックは落ちるはずなんですが、余分な機能がないためか、
出来上がる写真はSP-550UZよりいいように感じました。
機能が多くてもなかなか使いませんね。
もっと、簡単で使いやすさがほしいですね。
色々、いじっているうちにシャッターチャンスを
逃してしまうことが良くあります。
これから新緑の季節、カメラを持ち歩きお出かけが増えそうですね♪
ファインダーがクリアだというのは大切なことですよね。
カメラ本体が軽量でレンズがコンパクトというのも撮影時のストレス軽減に繋がりますね〜これって大変重要ですもんね!
一眼レフはレンズ交換の手間も時には面倒。。
デジタルカメラの進化と共にレンズの性能も良くなり広角から望遠まで一本でOKというのもありで欲しいんです・・・^_^;
軽いカメラというのは絶対条件です。それならコンデジにという意見も出そうですが、撮りたいときに撮れないことが多く、やはり一眼レフ。
2キロはちょっと辛い。今のわたしには無理ですね。
オリンパスの18倍ズーム、今では20倍もありますが、あれも候補の一部でした。単三電池3本でしたか、なんかそんな電池仕様だったので外したんです。
結局、これはいいと思うカメラが出ると、それの魅力を上回るカメラはなかなかありませんね(^_^)。
いろいろと付いている機能、ほとんどは、感度と絞りとシャッタースピードをいかに組み合わせるかでしょう。それならすべてを外して、この三点だけ使いやすいようにすれば済むことなんですね。本来これらの「組み合わせを知らない方でも使えるカメラ」が目的だったのに、あれこれ付け加えるうちに、かえって難しくなってしまったのでしょう。
レンズ交換は便利なようで大変、交換レンズも持ち歩かなければなりませんしね。OM−2の時は、65〜210のズームレンズでほとんど済ませ、どうしても駄目な場合だけ35ミリにしていました。FZ10は12倍ズームだったので交換レンズ不要。もちろん交換はできませんが。
一眼レフのレンズの場合、「広角から望遠まで一本でOK」というのは聞いただけで高そう(^_^)。それはともかく、レンズの性能は大丈夫なんでしょうか。大いに興味がありますね。大きすぎないかな。
今は必要ありませんが、長旅にはやはり予備のメモリーカードが必要でしょうね。カードの故障に備えてですが。千春さんは持っていますか。