iPad初心の初心
その1 13.5.25記
その2 13.5.27記
その3 13.5.28記
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その1
わたしのパソコンはデスクトップのテレビパソコン、持ち歩きはできない。わたしはケータイを持っていないので、旅先でもパソコンが欲しいときがある。ノートパソコンの購入を検討していたが、どうも決められずにいた。
そのうちにタブレットが進化してきた。
千寿会でも千寿師父が勧めた事もあり何人か持っている。
維持費はどのくらいか。それでいろいろと話をしていると、人によって違う。
無料だという人がいる。インターネットに繋がなければ無料だと判っているが、旅先でインターネットに繋ぎたい。
「パソコンがwifi環境がになっているのなら全国無料で繋がる」
「wifiの電波って数メートル、長くても数十メートルではなかった?」
「そんなことはない。全国に届く」
「そのとき家のパソコンは繋いだままにしておくのかな」
「家のパソコンは関係ない」
どうにもこの意味がつかめなかった。
家がwifi環境になっていることと、旅先で繋がるかどうかの関連性が判らない。場所によっては繋がらないともいう。
有料だと言う人もいる。タブレットのためにインターネット料金を払っている。
わたしは光回線に加入しているので、二重にインターネットに加わる気にはならない。
いろいろ調べていると、wifiルーターが必要だと判った。あるところで金額は三千円弱。それなら買ってもいいと思ったら一ヶ月の料金。ウワー。
そういえばNTTで数百円で繋がると言っていた話を思い出した。
調べてみると、NTTでは光ポータブルといい、ひと月735円だった。
本体315円+wifiクレードル210円+スポット利用料210円。クレードルはオプション。
また判らない言葉が出てきた。wifiクレードルって何だ。スポット利用料なんて初めて聞いた。さらにこれはNTT東だけで、エリア以外に行けばそこのスポット利用料が別にかかるという。
最低でも千円近くかかりそうだ。無料だという人は本当に無料なんだろうか。別な名目で料金を払っているので、気がつかないでいるのではないのか。
そんなわけで買うのを躊躇していたのだ。
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その2
千寿師父や碁友たちに勧められて、iPadを検討していたが、新聞もiPadで読めることを知った。これで機種はiPadにほぼ決定した。文字を読むには微細な大きな画面が必要なのだ。小説が読めることは知っていたが、わたしの読みたい本があるかどうか。期待していなくて考慮の外だった。だが使えそうだ。
iPad について調べて判ったこと。(例えばiPad売り場の販売員に訊いたなど)
1 光ポータブル315円はいつでも必要。これがないとインターネットに繋がらない。
2 wifiクレードル210円は不要。(光ポータブルなしで使うなら必要。と言うことは光ポータブルは要らないってこと? もっともwifiクレードル単独ではレンタルできない)
3 外出してスポットを利用するときスポット利用料210円がいる。
4 NTT東でスポット利用料を払えば西でも使える。
5 最初の疑問、家がwifi環境になっているかどうかは無関係。家では有線でも外ではwifiになる。(家がwifi環境ということは、wifiクレードルを使用中ということか)
こうなると、年1〜3回程度の旅行のときはスポット利用料が必要だが、そのために毎月210円を払い続けるかと考えてしまう。まあ、いざ使ってみると、いろいろな使い道が出てくるだろう。
おっともうひとつ問題が出てきた。充電はUSBケーブルと言っていたが、ホテルなどにそんな設備があるのかな。
これは電源タップがついていた。コンセントからUSBケーブルに繋げる。
こう見てみると、知っている人は「なんてバカバカしいことに悩んでいるんだ」と呆れることだろう。
ようやくNTTに光ポータブルを申し込んだ。
届く前にiPadを用意しなければならない。(順序は逆でもよい、むしろ逆の方がよい)
5月12日、某店でiPadを買ったが、結論から言えばアップルストアで買った方がよかったようだ。というのは、アフターサービスは全てアップルストア任せで、その店では一切しないという。
本体 66,800円
カバー 4,400円
保護フィルム 1,980円
2年間補償 8,800円
合計 81,980円
これを24か月で割るとひと月3,416円となる。
インターネット料が毎月525円(光ポータブル+スポット利用料)。
ひと月約4千円か。わたしは五年は使えると思っているが、どうかな。
有料アプリを買うには先にカードを買い、そこから支払っていく。面倒とは思ったがよく考えてみると、ネットでお金をやりとりするような、余計な心配をしなくて済む(これはクレジットカードか必要だった)。
さて、光ポータブルが届く前に手続きを済ましておこうと思っていたら、wifiになっていないと使用開始の手続きができない。結局光ポータブルを待つことになった。
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その3
5月18日、光ポータブルが届いた。なんと、「クレードル」が一緒に入っている。
返すために連絡しようとしたが、とりあえず説明書を読んでいたら、これは付属の標準クレードルで、有料のwifiクレードルとは別であった。
結局はクレードルは必要なのだ。今まで一度もそんな話がなかったので、不要と誤解していた。wifiクレードルとクレードルは別であった。
このクレードルはラインでルーターにつなぐ。そしてクレードルとポータブルは直結している。ここに至って、ようやく光ポータブルに情報が届く理由が納得できた。これまでなぜ光ポータブルがあるだけでいいのか不思議だったのだ。
結論は、
「光ポータブルだけでは繋がりません。クレードルも必要です」 さてそこでiPadを立ちあげようとしたら、立ち上がらない。言語と国を選択したら「バスワードを入れよ」と出てくる。最終的にはこの意味は判らないままであるが、立ちあげるためのわたしのパスワードを設定せよ、という意味だと思い、それ以外の事もあり、半日いろいろやってみたが、どうしようもない。
19日、銀座のアップルストアに出かけた。ここで、これから買おうとする人には懇切丁寧に説明しているのを見た。これがアップルストアで買った方がよいと思った主な理由だ。
わたしの相談時間はそれから四十分後の予約で「10分間」の制限あり。
わたしの懸念は一瞬で解決した。パスワードは何もせずパスして、最初の画面に。その意味ややり方を教えて貰いたかったが、まあ最初の1回だけで後は不要の知識なので質問を飲み込んだ。おそらく5年後のiPadは別なやり方になるだろうし、他のタブレットは別なやり方だろう。このパスワードは別なことに使うのではないか。例えば今まで使っていた人が機種を替えたとか。
光ポータブルを使えるようにして貰う。これはキーワードを入れるのだが、そのキーワードがどれか判らなかったのだ。そして言われた「これでインターネットに繋がっています」。これがまた誤解の原因となる。
家へ帰って試してみた。パソコンのラインを外しても繋がる。たしかに無線LANになっている。
ここでiPadを使用すると、いつまでも「読み込み中」で一歩も進まない。結局1日かかって、銀座まで出かけて、初期画面が出るようになっただけ。
勧めてくれた友人にメールして教えを請う。
その内容の結論は「wifiで繋がっていることを確認せよ」。
確認しながらやっていて気がついたが、iPadを使おうとするとき、クレードルを外していた。アップルストアで、外した状態なのに繋がっていると言われて、iPadはそういうものと錯覚したのだ。もちろん電源スイッチは入れたままである。電源スイッチを切るとiPadは反応しない。
「光ポータブルだけでは繋がりません。クレードルも必要です」
はiPadでも同じだった。
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苦心談はこれからも続くのであるが、ここまでは入門前に知るべきこと。ここから先は入門後の初級編になるので、機会があれば書くことにする。
この下の八雲さんのコメントに助けられました。これからiPadを求める方の参考になります。