2012年07月10日

関羽千里行−古城会−

久しぶりに京劇を見に行くことになった。三回目になる。
8月14日(土)
玉川区民ホール
新潮劇院
三国志のうち 関羽千里行 −古城会−
 京劇−「政治の国」の俳優群像− を書いた加藤徹の京劇レクチャーもある。
 この劇団では二回目の観劇だ。前回は 孫悟空VS孫悟空 を見た。その間に「楊妃酔酒」があったのだが、千寿会と重なってしまったので見ることができなかった。楊妃酔酒は見たかなったな。

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 京劇役者が語る京劇入門にも書いてあったが関羽は赤い顔。
 張飛は「黒十字門蝴蝶臉」又は「豹頭環眼」(豹のような頭で目をむいた勇ましい顔)、今回は黒十字門蝴蝶臉かな。
 劉備は隈取りなし。顔だけでは誰と言えない。
 三人とも長い鬚(あごひげ)の持ち主。

 ごぞんじのように関羽は劉備の武将であって皇帝ではないが、中国世界では関帝として祀られている。横浜の中華街にも関帝廟がある。人気者だが神様扱いなので、気やすく関羽とは言いにくいらしい。
 劇としては古典に近いが京劇そのものが新しく、現在でも新作改作されているので、いつも同じではないという。
 そのときの主演俳優の技能がもろに出てくるようだ。わたしには今回の俳優たちのレベルがどの程度なのか判らない。
 歌舞伎をテレビで見ても、見に行こうという気にはならないが、京劇はたまには行ってみようという気になる。今回が最後かなと思いながら。
posted by たくせん(謫仙) at 08:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

日本酒離れ

乞食注ぎと日本酒離れ

 もやしもんで日本酒離れに言及した。
 日本酒離れについては、 リキュールは酒ではない  夏子の酒  書庫うまい日本酒はどこにある? でも書いた。

 もうひとつ、「乞食注ぎ」「乞食飲み」の問題がある。これはわたし(謫仙)の造語。 雲外の峰謫仙楼対局 形だけでは に書いた。これはフィクションなので、必要なところを引用する。

謫仙「そうだろうな、オレも合成酒は不味くて飲めなかったし」
靖 「アル添酒(アルコール添加酒)は、うまい酒もありますけど、形だけ酒で実は…というのもありますから」
謫仙「飲み方では形もなっていないということがあるなあ。居酒屋で飲むでしょ。小さいグラスにいっぱいに入れ、こぼして受け皿までいっぱいにする。コップを持つと雫がぼたぼた。みっともない。もっと大きなグラスに入れれば済むこと。たとえばコーヒー、受け皿にまでコーヒーを入れる喫茶店はないでしょ。ワインにしてもカクテルにしても受け皿なし。料亭でもそんな出し方はしなかった。酒はその国の文化なんだから。形だけでも品良くして欲しい」
靖 「受け皿は万一こぼれたとき、まわりを汚さないため。それでは逆効果ですね。それが嫌で、ますます日本酒離れ。何かの誤解から始まったのかな」
聖姑「日本酒は色が付いていないので、テーブルや服を汚しても、気が付きにくいことも原因でしょうか。着物を着ていたらもう手が出ませんね」
謫仙「日本酒の伝統なんて言う人がいるがそれはない。最近は片口を使う店が出て来ました。それなら伝統と言えますね。あれは雫がぼたぼた落ちなくていい。落語でも江戸庶民は片口が普通でしょ。燗ならちろり」


 このような、受け皿までいっぱいにするのを乞食注ぎ、カップを持ち上げられず、口でお迎えにいくのを乞食飲みと命名した。
 食器を持たない文化の国でも、カップは持って飲む。
 解決策は? もっと大きなカップに入れれば良いこと。乞食注ぎの店でもお茶などはそうしている。
 小さな瓶でそのまま出す店も多くなった。自分で封を切る。
 ちょっと視点が違うが、猪口でもいっぱいに注がれるのは好ましくない。こぼさないように九分目くらいにすべきだ。もっともぼたぼたと自分の服を汚しながら飲むのが好きな人は、そうしてもいっこうに差し支えない。他人に強要しなければ問題ない。

追記
 この飲み方は一般では「犬飲み」と称するらしい。犬食い犬飲み、みっともないの代表ですね。
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2012年06月04日

もやしもん 続き

書庫−もやしもん の続きである。

もやしもん3
 1と2は前に紹介した。 もやしもん
 今回は本の紹介ではなく、中身の気になったこと。
 3の前半は各種の酒と発酵食品について。
 納豆のような発酵食品があちこちにある。一番臭いのはシュールストロミング、スエーデンのニシンの缶詰。テレビで見たことがある。
 一番ではないが、欧州のうじ入りチーズも。
 酒の消費について(この本は2006年発行)。ビールがダントツ。雑酒がそれに次ぐ。焼酎が酒(日本酒)を追い抜き、酒(日本酒)はさらに減って、リキュールに追い抜かれようとしている。
 この中に日本酒風味のリキュールが、日本酒として売られているという。合成酒(味付けアルコール)などだ。初めにこれを日本酒と思って飲んだ人は、日本酒とは不味いものだと思ってしまう。それで日本酒離れを起こす。
 日本酒離れの話は、もやしもんから離れるため稿をあらためる。

 後半は沖縄の泡盛と熟成について。
 熟成とは、長く保存していることによって、口当たりが良くなる現象。
 海中だと陸上の五倍の早さで熟成していく。微弱超音波を当てると百倍の速さで熟成していく。そんなことがあるんですねえ。

6ではフランスワインの蘊蓄。フランスでは格付けの基準が産地によって違う。ぶどう園によるか。葡萄の品種によるか。ブランドによるか。土地によるか。統一基準はない。
 葡萄は甘くて美味しいのに、それを酸っぱいワインにすることに抵抗を感じる葡萄園主がいる。(^_^)。

7では、醤油や味噌やみりんや酢などの話。これらも酒と同じような発酵食品だ。

8では、ビールの蘊蓄。単純な酒だと思っていたビールも案外奥が深い。恐れ入りました。
 煮た麦芽が糖化した発酵前の麦芽汁は甘い。それを発酵させホップを加えて苦いビールに変える。
 地ビールの意味は、本来その土地でできた、という意味。それが少量生産という意味になっている現実。

9では、食糧自給率の話。日本農業の危機だという説と、自給率が低くてどこが問題という説。家畜のエサまで輸入に頼っているが故に低い自給率。この本には書いてないが、日本の農業は石油に頼っているので、それも入れたらもっと低くなろう。農薬の話もある。
 それと食品廃棄。コンビニの弁当などの廃棄が問題になることが多いが、家庭の廃棄食糧はもっと多い。統計の元が判らないが、輸入三千万トンで廃棄が一千万トンとか。

10では、アメリカ情報。これはアメリカの食べ物の話で、菌類の話ではない。冷凍食品に頼り、家庭ではほとんど調理しない話は衝撃的。わたしがいかに情報不足かを認識させられた。
 それと知識不足なのかな。「太らない」というウリで砂糖の入っていない飲料を売り出すと、山のようなハンバーガーを食べて、太ったと抗議するひとたち。
 ルポ貧困大国アメリカ を思い出す。

 日本酒離れについては、話がずれるので次回。
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2012年05月22日

金環日蝕(金環日食)

金環日食
 三十年以上前の 怪奇日蝕 で2012年の金環日蝕のことを書いてあったが、予言通り金環日蝕があった。二十世紀ならば、そのくらいの計算は正確にできていたので当然だが、計算のできないわたしには不思議。
 さて、写真は撮ったがどうもきれいにはいかない。わたしのカメラはシャッタースピードや絞りは自由にできるが、フォーカスが自由にならず、どうしてもオートフォーカスが働いてしまう。
 フォーカスが不正確なのか、絞りが足りずハレーションを起こすのか、半ば薄い雲がかかっていたせいか、原因は不明だが、載せることにする。

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 クロワッサンのような太陽。
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2012年05月15日

稽古総見 国技館

 前に 横綱審議委員会 稽古総見 で稽古総見を紹介したことがある。今回は同じような話であるが、前の記事との写真の重複を避けている。

 例年、夏場所前は一般公開している。4月29日に見に行った。
 前回はわたしが呼びかけたが、今回はある人が呼びかけた。「9時半国技館前に集合、遅れた人がいても9時40分以上は待たず入場する」
 わたしはまわりの写真を撮るために早めに9時15分頃に行った。呼びかけ人がいたが、わたしが写真を撮っている間に9時20分ごろ入場してしまう。9時半に出てくるかと思ったが出てこない。わたしはひとりで9時半から9時40分まで待っていたが誰も来ない。結局、ひとりで入場した。
   …………………………

 JRの両国駅で降りる。
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 改札を出る前に長谷川と三重ノ海の優勝額がある。長谷川は関脇で優勝。懐かしい名だ。

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 駅の外側には、江戸の雰囲気の料理屋や土産物屋。
 駅前の広い通りが回向院通り。北へ国技館入り口に向かう。振り返ると総武線の向こうには「ちゃんこ霧島」の看板が見える。この通りを南へ百メートルも行くと回向院にぶつかる。
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2012年05月14日

横綱審議委員会 稽古総見 

2010.12.26 記
投稿日付を変えた。
   …………………………

 先日予告したように、横綱審議委員会委員長の鶴田さんに誘われて、23日に「稽古総見」を見てきた。総勢5名。
 稽古総見は、本場所前に力士の仕上がり状態を、横綱審議委員会委員に見せるために行うもの。毎場所前に開かれている。
 初場所前は相撲教習所で開かれていたが、今回は本場所と同じ土俵で行い、ファンに無料公開した。
 
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 8時半に両国駅前に集合。国技館前らしく、相撲の像がある。

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 初場所の看板が駅前から大きく見える。
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posted by たくせん(謫仙) at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

パソコン VALUESTAR G W

   2011.7.1 記
   2011.7.9 追記
   2011.8.27追記
   2011.10.22追記
   2012.3.27追記
   …………………………

2011.7.1記
 新しいパソコンを買った。
 いま住んでいるアパートにテレビアンテナを入れてくれたので、テレビを買うことにした。いっそのことテレビ付きパソコンにした。
 NECの「VALUESTAR G W」。
 注文したのは6月9日、入るまで2〜3週間の予定だったが、予定日を聞くまでもなく一週間で届いた。
 今までのパソコンはXP機で2004年購入。7年使ったことになる。去年内蔵HDを追加しバックアップした。このままあと5年は使うつもりでいた。いまでも問題ないが、交代のタイミングであろう。
 液晶の場合ドット抜けの問題がある。訊いたところ、工場で検査し、間違いありませんという話だった。もしあったら返品になる。
 それでも説明書には、「ドット抜け返品には応じません」と書いてある。
 七年前には、某店ではドット抜けは返品には応じないとあり、そのため、提示価格より数千円余計に払い交換の保険に入ることになったのだ(保険に入ったのでドット抜けのない物を回してくれたのかな)。
 ソフトはオフィスを断り、ATOKを入れる。旧パソコンの一太郎をバージョンアップした。これも7年ぶりのバージョンアップ。アドビ製品はそのまま。もう仕事で使うことはないだろう。趣味で使うには全く問題ない。写真のレタッチソフトはついている。

6月16日
 入荷した。23型、店頭で見たときはさほどとは思わなかったが、部屋に入れてみるとかなり大きい。
 説明書はいつもの如く分冊されていて、あっちを読んだりこっちを読んだり。ある程度は仕方ない。
 一冊の中にタイプの違うパソコンを一図で示し、Aは…、Bは…、Cは…。とするので要らない部分もかなりある。これは仕方ない…かな。これをやる限り初心者の問い合わせが続くだろう。
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posted by たくせん(謫仙) at 07:29| Comment(10) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月17日

北京故宮博物院200選

 いま上野の東京国立博物館で特別展「北京故宮博物院200選」が開かれている。
 期間 1月2日〜2月19日(月曜休館)

 今年は日中国交回復四十周年であり、博物館の百四十周年でもある。
 1月11日(水)に見に行ってきた。
 今回の目玉は北宋時代の張択端による清明上河図巻(せいめいじょうかずかん)だ。
 中国でも公開は7年に一度。前回は4年前なので次回は10年後という。
 11時ころに博物館に着いた。

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 博物館前の噴水のあった広場は、工事中である。

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博物館入り口
 ここで並ぶことになったらやめようと覚悟していたのに博物館前は空いている。

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 中に入ると、平成館前で入館に並んでいて40分待ち。
 平成館の中に入ってから清明上河図巻を見るには、平成館内で並んで200分(3時間20分)待ち。寒空に戸外で待たずに済むとはいえ、これは忍耐がいる。過去の著名な展覧会でも200分待ちがあって諦めたことがある。わたしは清明上河図巻をパスして、その他の文物の見学にいく。こちらは平成館に入れば待たずに済む。
 出たのは2時過ぎ。この時は、戸外の行列はなくなっていた。その時間なら、混むとはいえ、待たずに見られる。空いているといえるかな。
 水曜日なのでこのような状態だったと思える。週末は混むのではないか。
 清明上河図巻は写しや説明もあり、それは普通に見ることができる。本物の清明上河図巻の前ではテープによる柵ができており、並んだ人は前列で見る。わたしは後列でチラッと見えただけ。もちろん本物を見ることは有意義であるが、わたしなどは図鑑などで説明を見ながら画を見ないと記憶に残らない。チラッとどんなものか見ておけば満足だ。
 平成館では2階に上がって左側に清明上河図巻などがあり、かなり混んでいた。しかし、右側の部屋はゆっくりとは言えないが普通に見ることができた。
 この時思ったのは観客の行儀のよさ。並んでいるとはいえ、あちこちテープで仕切るのみ。それなのに清明上河図巻を見る組とそうでない人たちがきちんと別れている。
 草書の前で、「かな文字が書かれている」と不思議がっている高齢者の一行がいた(^_^)。

 少したってから空いているようなら、もう一度見に行きたいと思う。
 図鑑を買ってきた。この話はあらためて。
posted by たくせん(謫仙) at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月30日

小松左京氏死去

 小松左京さんが亡くなった。7月26日、肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去した。80歳だった。大阪市出身。
 わたしは本屋に並んでいる小松左京の本は全て持っていたが、その蔵書は二十年以上前に妹のところに持って行ってしまった。手元には一冊もない。
 栗本薫が推薦する作家として司馬遼太郎・小松左京・大デュマ・アジモフを上げている。いずれもわたしの好きな作家だ。ただし読んだのはかなり前で、わたしの書庫には取り上げていない。
 ご冥福を祈ります。

 次の文は2000年5月に書いたもの。

 わたしは小松左京を古今を通じて最高の作家だと思っている。もっと量産した作家もいよう。もっと優れた着想の作家もいよう。しかし、総合的に見てもっとも優れていると判断する。
 着想のよさ。豊富な知識。ショートショートから長編まで。SFでしかもおもしろい小説を量産し、これらを現在再読しても今の作家と比べて決して遜色しない。芸能譚はその知識の深さに畏敬の念を覚える。女シリーズはわたしの小説の手本となっている。
日本SF黎明期から常にトップを走り続け、今では小説以外の仕事で超多忙の生活をしていると聞く。東京にある事務所は来る仕事を断るために存在するそうだ。これほどの作家を日本SF黎明期に得たことを誇りにしてよい。
 いわゆる純文学界では認められなかったようだが、当然である。売れない私小説を書いている人に値打ちが判るはずがない。売れない小説ならわたしでも書く。海外では私小説は随筆のようにとられ、小説とは認められないそうである。これらの自称小説家はエッセイなどの雑文を書いて生計を立てている。小松左京は小説で生活をしていた、つまり小説のプロなのだ。日本語の市場はそれだけの広さを持っている。
小説のような日本の旅行記もあった。映画化された作品もある。これらの傑作群が図書館にないのが寂しい。


 非公開予定の文なので、けっこう大胆な発言をしている。古今を通じては、「日本語小説の」であり、売れない小説でも本になっている小説と、ド素人の習作では天と地ほどの違いがある。
 書き慣れるに従って、その違いがよく判るようになる。と言ってもこの文を読んで苦情をいう人はいそうもない。苦笑するのみか。
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2011年05月13日

林家たけ平

 きょう竹の塚地域学習センターで「竹の塚寄席」を見て(聞いて)きた。
 林家たけ平さんの会だが、朝也さんとの二人会。
 わたしにとっては久しぶりの本物の落語会だ。どのくらいかというと25年ぶりかな。
 寄席によく通ったころ池袋以外は漫談ばかりになって遠離っていた。たまたま図書館に行ったときポスターを目にして、聞きに行ってみようと思い立ったのが、大当たり。
 朝也さんは、遠慮があったと思うが、普通に観賞した。
 たけ平さんには引きずり込まれて、思わず涙が…脆くなったな。(^。^)
 たけ平さんは、これだけの芸ができながら、まだ二つ目なのだ。1回だけでは真価は判らない。過去の人でいうと三遊亭円生に近いかな。次回も是非行きたい。
 今はまだ「たけ平さん」。いつか「林家は…」といわれるようになって欲しい。そのときまで、わたしが元気でいられるか(^。^)。

予定: 8月5日(金)、 11月4日(金)
    竹の塚地域学習センター 午後二時開演
    入場料 1000円

 林家たけ平(はやしやたけへい) 足立区出身
1977年 生まれ
2001年 林家こぶ平(正蔵)に入門
2002年 前座として楽屋入り
2005年 二つ目昇進

 参考: 落語と談誌  御乱心  小説・古今亭志ん朝
posted by たくせん(謫仙) at 17:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

東北地方太平洋沖地震

東日本大震災

3/28追記
原発について
わたしは俗に言う原発反対派。
発電コストが高すぎるのだ。いまは安全面に手を抜いていて、廃棄処分費を計算に入れていなくて、それで安いように見せかけている。
だからといってすぐに全てを停止せよとは思わない。とりあえずは安全面を確保して、それで電気料は2倍や3倍になるかも知れないが、時間をかせいで、代替エネルギーを探せという意見だ。その時間とは数十年単位。
石油は不足する。石炭火力に戻るかも知れないが、今のままでけっこう問題がありそう。クリーンエネルギーの開発を望む。

3/20追記
 東北関東地方大震災という名が定着した。(4月には東日本大震災といわれるようになった)
 地震の被害より津波の被害の方がはるかに大きい。そして新たに原発被害が発生している。やはり不手際があった。
「やはり」というのは、原発を造るときに指摘されていて、それでも「大丈夫です。安全です」と言い続けていたからだ。
 これで原発をやめろと言う気はない。対策をしっかりして、安全だと安心できるようにして欲しいのだ。
 いま必死で原発を鎮めるための作業をしている人がいる。思わず頭が下がる。

 スーパーで米が売り切れていた。パンやインスタント麺類は被災地優先かと思ったが、米までなんのために?
 報道によれば、米など一般の商品はいつもより多く店に入っている。なんの心配もない。仮に米が不足するとすれば、一年後であろう。農家が春の作業ができず、米が作れないとすれば、その影響は今年の秋だ。他地域の米が出回りそれが足りなくなるのは来年の話。それを一般家庭がいまから手当てできるはずがない。間もなく溢れるのではないか。
 わたしには今精米を買い占める人の気持ちが判らない。

 わたしの棋友に原子力の専門家がいる。
燃料を包んでいる被覆管はジルコニウム合金で、冷却が出来なくて高温になると
   Zr + 2H2O−−>ZrO2 + 2H2
の反応で水素が発生して、その水素は気体なので漏れ出て、今回のような水素爆発となる。

 と具体的に説明できる。
 放射線についても、簡単に説明があったが、すでに報道されているのでここでは書かない。いまの被害について「東京では宇宙線等のバックグランドレベルに隠れてしまう程度」。
 今後は「水による冷却と遮蔽を確保すること」そのあとは、ゆっくり屋根の補修をすれば今回の事故も収束するのではと期待。

 期待通りにいくかどうか判らないが、東電の説明よりかなり判りやすく、こう説明されると安心できる。
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2011年01月01日

東京スカイツリー

  国技館での稽古総見の帰り道、隅田川沿いに浅草まで歩く。
 東京スカイツリーは形ができてきた。今日現在の高さは539メートル。

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 あとはアンテナ部分が伸びれば全容が揃う。その時は634メートル。武藏の国の洒落なので憶えやすい。

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 吾妻橋の上はカメラを持ってツリーを見る人がびっしり。
 興に乗って、川沿いに歩く。
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2010年09月03日

HD(ハードディスク)の交換

 先日HD(ハードディスク)を交換した。
 別にパソコンの調子が悪くなったわけではない。購入してからすでに六年になる。HDはそろそろ寿命だ。いつ動かなくなってもおかしくない。
 HDの寿命はバラバラで、一年で壊れることもあり、そのパソコンの生涯壊れないことも多い。平均して五〜六年というが、それさえ不確か。
 わたしのパソコンは外付けのHDが付いていて、データのパックアップをしているが、実を言えば不完全。たとえば「お気に入り」や「メールアドレスなどは」バックアップできていない。
 最近、HDをそっくりバックアップし、いざというときはHDの交換をして、そのまま今まで通りに使えるということを知った。
 そこで内蔵のHDを取り付けたのだ。250G(ギガ)、今どきのHDにしてはかなり小さい。
 わたしのパソコンはXP ウルトラATA。一反木綿のようなラインでつなぐ。
 ところが今はシリアルATAがほとんど。ウルトラATAはHDの商品棚の隅っこに小さくなっていた。商品も大きいものはない。まあわたしも250Gで充分と思って購入。
 説明書はいやになるほど無駄の多い説明。当然で、あらゆる種類のパソコンに合うように説明しているので、XPではあれもこれも不要な説明。僅かな必要な部分を探し当てるのに一苦労。特に必要なソフトが判りにくい。

 ジャンパースイッチをスレイブにして……、プライマリーのスレイブに……
 省略しようm(__)m。 この知識は、今後は必要なくなる。

 とにかくHDをコピーした。それで一日使っているうちにふっと思った。パソコンにもともと付いていたのは160G。これをバックアップ用にして、新しい250Gをメインにしても同じでは。テータのバックアップは外付けがある。結局はじめに書いたようにHDを交換。これでパソコンの寿命が6年延びたかな。バックアップもできているので、今後10年は使えそう(甘い!)。10年もたてばパソコンの形態も変わっていることだろう。ウルトラATAのHDは手に入らないかも知れない。
 実はわたしは、専用のテレビもDVDドライブも持っていない。全てパソコンで済ましている。地デジ用のカードを取り付けただけでは無理らしい。ビデオカードも交換となると、新しいパソコンないしテレビを買った方が早そう。来年からはテレビ無しの生活になるかな。それもよいか。
 カッコウつけるなら、地デジ用テレビのカタログは見るな、という陰の声。幻聴だろう。

 先日、ヨドバシでテレビを見ていたらアクオスが際だってきれいに見えた。他のテレビではシャドーが潰れてしまうのに、アクオスはきちんと映っている。明るさのせいか。
 それでもパソコンテレビをみると、その方がきれいに見える。これは同じソフトを見比べないとなんともいえない。
 一般にコントラストが強く、シャドーやハイライトは潰れがち。テレビでもパソコンに使える画面なら…といろいろ選択肢がある。
 パソコンテレビを買ったら、今回のHD交換は無駄になるか。
posted by たくせん(謫仙) at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月13日

渋川春海の地球儀・天球儀

 上野の科学博物館で渋川春海の地球儀・天球儀が特別公開されている。
 6月8日〜9月5日
P8113158.JPG
 ともに重要文化財となっている。

 このスペースには前からこのような品が展示されていたが、特別に天文に興味があるわけではないので、さっと見るだけだった。
 いま、天地明察のことで興味が集まっているので、こうして特別公開となった。わたしもじっくりと見ることになる。

P8113160.JPG
 渋川春海の天文関係の著述。この左には碁方として、天元打ちの棋譜があるが、安井算哲(渋川春海)としてはできの悪い碁なのでカット。
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2010年07月21日

夕焼け空


 昨日、仕事の帰りに西空を見ると面白い夕焼け空が見えた。
 家に帰ると、すぐにカメラを出して撮してみた。

nisisora2.jpg
 電線や通信線が邪魔だが仕方ない。

nisisora1.jpg
 家から一分ほどの少し開けたところでも、やはり電信柱が中心に入ってしまう。これも日本の情景である。
 はじめに見たときからかなり形が崩れてしまっている。まだ3〜4分くらいしかたっていない。間もなく見えなくなった。
posted by たくせん(謫仙) at 09:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

大相撲


 いま相撲協会は名古屋場所を前にして野球賭博問題で揺れている。名古屋場所は中止すべきと言う人もいる。
 わたしはこれに絶対にやるべきだと思う。日頃、「文化だ、神事だ」と言っていたではないか。それなら賭博問題は別にしてやるべきだ。
 もしかしたら観客はゼロかも知れない。観客は入っても、入場料は取れないかも知れない。NHKも放送しないかも知れない。そうなると収入はほとんどないだろう。しかし、本来神事とはそのようなもの。本人たちだけでひっそりと行ってもおかしくない。たまたま、それを見たい人が見に来るのであって、観客のために行うのではない。
 もっとも費用がかかるので、全力士ではなく、幕内力士だけにしてもよい。場合によっては三役三番だけでもよい。そうしてとにかく15日間の神事を行うべきだ。誰が勝ったか負けたかは、報道がなくて一般の人には判らなくてもかまわない。相撲関係者さえ知っていればいいのだ。
 それもできないなら、相撲は解散せねばならないだろう。少なくとも神事であると言ってはならない。
 なお、大相撲とは幕内力士が出る場所のこと。十両以下なら中相撲。幕下以下なら小相撲という。一応三役三番が取れれば、神事は片づくはず。横綱の土俵入りは必要ない。

「それを中止と言うんだよ」と言われそうだ。
posted by たくせん(謫仙) at 20:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

招差術

 招差術  天地明察の参考

 この本、題材やストーリーなど、目の付け所がよく、わたしも夢中になって読んだが、細かいところにミスが多く残念だ。碁に対する間違いは前に書いたが、数学にも疑問がある。これは私が高等数学を知らないせいかもしれない。実際この設定で、答えを試みた人がいる。不思議だ。わたしの疑問を書いてみた。

P236 招差術

『今有如図大小星円十五宿。只云角亢二星周寸相併壱十寸。又云心尾箕星周寸相併廿七寸五分。重云虚危室壁奎五星周寸相併四十寸。問角星周寸』
shousajiutu.jpg
『今、図の如く、大小の十五宿の星の名を持つ円が並んでいる。角星と亢星の周の長さを足すと十寸である。また心星と尾星と箕星の周の長さを足すと二十七寸五分である。さらに虚星、危星、室星、壁星、奎星の五つの星の周の長さを足すと四十寸である。角星の周の長さは何寸であるか問う』


 という問題がある。これで問題になっているのだろうか。一応、図では星は順に大きくなっているが、問題を見てみると、
角星と亢星は十寸            平均 5寸
心星と尾星と箕星は二十七寸五分     平均 9.17寸(端数切り上げ)
虚星、危星、室星、壁星、奎星は四十寸  平均 8寸
 となり、順に大きくなっているわけではない。しかも星の大きさについて、説明はないので、一定の法則で大きさが揃っているとは限定できない。
 出鱈目に、角は1、 亢は9、 心は1、尾は20、箕は6.5となっているかも知れないのだ。
 当時は「星がならんでいる」といえば、ある法則が適用される約束事があったのだろうか。数列でもよい。
 この問題には「招差術」とは書いてない。招差術を適用することに気がつくのも問題のうちか。しかし勝手に限定してよいのか。
 この問題はわたしならば即「無術」である。
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2010年06月06日

京劇「孫悟空VS孫悟空」

 6月5日、中野の「なかのZERO」小ホールで、京劇「孫悟空VS孫悟空」の公演があった。廬思(ルースー)さんが出るので見に行った。
    songokuu.jpg
 開演に先立ち、京劇の説明があった。初めての人はどのくらいか。けっこう多い。わたしも2回目なので似たようなものだ。
 左手から登場するとか、期待する俳優が登場したら拍手するとか。見事な演技の後で見得を切ったとき拍手するとか。回転しているときに拍手すると、いつもより余計に回るとか(どっかで聞いたなあ(^。^))。声をかけるとき、好(hao=ハオ)と言うが、早口なので日本人には「ア」としか聞こえないとか。これは「成田屋」が「タヤ」としか聞こえないのと同じであろう。
 しかしなあ、開演したら、はじめはあちこちで拍手。ちょっと甘すぎないか(^_^)。雰囲気が一気に盛り上がる。

 会場は満員、女性客が圧倒的に多い。小学生の姿もある。もちろんその保護者も。
 席は前から三列目の左右真ん中。本来なら絶好の位置なんだが、京劇の場合は左右に字幕が出るので、もう少し後ろの方が見やすい。観劇を申し込んだとき、前後の中央あたりを希望したんだが、こんな前になってしまった。
 俳優の顔がはっきり見えるので、これはこれでよかったと思う。

 日本人俳優も多く出演した。主役の孫悟空に石山雄太、れっきとした中国国家京劇院の俳優である。唯一の外国人俳優だという。もちろん言葉は中文。猪八戒はジェームス小野田。この人は中文ではなく日本語。その他台詞のない出演者たち。
 問題は猪八戒が日本語だと言うこと。それで道化ぶりを現しているともいえるが、発声が普通の劇と同じ。なんか浮いてしまう。
 沙悟浄は陳浩、あの中国語講座のチェンホォか。久しく中国語講座も見ていないなあ。
 廬思は観音様の役、中文だが一度だけ日本語を喋った。孫悟空とニセ孫悟空の区別ができず、「困ったなあ」。かなりの笑い声が聞こえだが、その笑い声は楽しい親しみの響きがした。
 廬思は幼児のときから舞台に立っている京劇のベテラン俳優なので、完全に京劇の発声。だから日本語でもおかしさは感じない。だが、猪八戒の言葉は発声が異質なのだ。
 それから随所に「大駱駝艦」が出る。これはわたしの知らない舞踏団体なので、なんともいえない。うまく雰囲気を出していたと思うが、京劇としてそれでいいのか。
 京劇は歌舞伎と同じように、古典のコピーではなく、常に新しいことを取り入れて革新している。現代に生きている劇だ。今回はいろいろ新しい試みをしたと言っていたが、これもその一つか。
 左右に現れる翻訳文は、かなり現代的。一度なんだったか誤訳があって、見入ってしまった。漢文読み下し文と翻訳文が同時に出たが、意味が反対になってしまっていた。読み下し文の方が間違いらしい。
 孫悟空の猿らしい表情がいい。手の動き、顔の表情など、花果山の他の猿たち4人の表情と比べると差が歴然。特に顔の表面が細かく動くのは、後ろの方の観客に見えただろうか。

 孫悟空たちが、三蔵法師を呼ぶときは師匠と字幕に出るが、声はshifu(師傅)。こんなときにも師傅と呼ぶのか。同じ発音だが師父ではないだろう。

 向かって右端には楽士たち。ご苦労様。一番大変なのはこの人たちかも知れない。

 終演になり外に出ようとしたら、三蔵法師役と二人の女優が出口でお客を送り出す。わたしは満足して、劇場をあとにした。

主催:新潮劇院
共催:飲茶会(中野区)
演出:張春祥

参考:雲外の峰−廬思の中国気ままにおしゃべり
posted by たくせん(謫仙) at 10:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月27日

廬思の中国気ままにおしゃべり

 わたしが注目しているブログに「廬思の中国気ままにおしゃべり」がある。
 廬思さんを知ったのはNHKの中国語講座で見たとき。
 中国語講座での日本語の台詞はたどたどしく、意味も判らず台本を読んでいるだけだと思っていた。ところが当時もすでに日本滞在は長く、普通に日本語を話せたのだった。

 このブログは、題名の通り廬思さんのおしゃべりブログ。話を聞いていると、話題のつかみ方や話し方はかなりうまい。ただし、日本語のイントネーションがおかしく、たどたどしさを残している。そして間違いなど気にせず気楽に話している雰囲気だ。例を出すと3月15日は舞台化粧の話。
  日本舞踊と京劇の公演がやりました。
 このような言い間違いは意味が通じるのでほとんど気にならない。
 多いのは濁るべきところで濁らないことかな。
いせん (以前)
化粧がなかされる (流される)
はんか (版画)
 この場合は意味が通じにくいので引っかかるが、間をおいて話の流れで意味は通じる。
 これらはNHKの中国語講座のときでも感じたところ。
 中国の食文化とか、本職の京劇の話とか。廬思さんは物心ついたころから京劇の舞台に立ったので、あがることはないという。
 中国の大学では中国画を学び、日本に来て日本画を学んだ。中国画と日本画の学び方の違いの話。その他日本舞踊の話などなど。
 思わず引き込まれる。
 数ヶ月休んでいたので、もう終わりにするのかと思っていたが復活した。月に二回ほど。先日が第40回になる。

 主演ではないが京劇の出演予定も載っている。5月29日は横浜。6月の5日は中野。中野公演は見に行く。入場券の手配もした。前から三列目、日本語のボードを見ながらの観劇なのでちょっと前すぎる。

 わたしは「廬思の中国気ままにおしゃべり」で見ているが、「中国語ドットコム」でも見られる(聞ける)。
 廬思はロシだが、ルースー(lusi) と憶えていたので、ロシには当初はとまどった。
posted by たくせん(謫仙) at 09:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

謹賀新年

新年おめでとうごさいます。

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本年もご訪問をお待ちしております。
posted by たくせん(謫仙) at 05:00| Comment(9) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする